学校で感じた難民系移民とそれ以外の移民への待遇の違い

SFIと呼ばれる、移民向けスウェーデン語学校があり、
教科書、授業料が無料で勉強が出来ます。
私が通っていた頃は、生徒は主に20~40代の難民関連のムスリムで、
20代の人が一番多かったです。
私の通った学校では、曜日により授業が午前の日と午後の日がありました。
私は21歳のソマリア女性と席が近く、おしゃべりする事があったのだけど、
ある日午前のクラスが終了しても彼女や生徒の多くが帰ろうとしないので、
理由を聞くと、私たちは午後も勉強があるの。大変なのよ~。との事。
何を勉強するのかと聞くと、色々な事~。例えば車の免許の取り方とか。
と言っていました。
行政サービスや生活情報について教わっていたのでしょう。

またある日は、食事会が催されるため関係者以外は学校は休み、との通達。
関係者とは難民関連の生徒たちの事。
その食事会とは、難民関連生徒が魚のグラタンというこの国料理を作り、
我が街(多分県も?)の役所のお偉いさん方を招いて、食事を振る舞い
交流すると言うもの。
こんなに真面目に頑張っている良い子たちです。こんなに同化が順調に
進んでいます。というアピール&視察のイベントだったのでしょう。

ある時、最近運動不足で太っちゃった~みたいな話題の際、
ソマリア人達は、そうよ、もっと運動しなきゃ。ズンバがいいわよ!
ズンバよ、ズンバやんなよ!ぎゃはははー!!と皆で大笑い。
ソマリア人がズンバを知っているとは!と内心驚いたのですが、
ずいぶん後になり、我が街にはスポーツ施設という物があり、
そこでズンバのクラス(有料)が行われている事を知りました。
難民関係の人々は、おそらく役所の難民お世話担当部の人の引率で、
ズンバのクラスに参加したのでしょう。

あとは、この国人との会話交流会があったらしく、
その話もソマリア人から聞きました。
この国参加者は老人ばかりだったそうで、会話の内容は、
どこから来たの?ソマリアです。
お名前は?○○です。あら、そう・・・。シ~~ン・・・。
とすぐ話題が途切れ全然盛り上がらず、すごく退屈だったので
もう参加したくない、との事。

そこで思ったのは、なぜ彼らのみそんなに色々とレクリエーションや
セミナー(?)の機会が与えられる特別待遇なのかしら?
VIP扱いのようだわ?という事。

先進国の生活や常識が分からないから、基本的な事を教える必要が
あるのは分かるのですが、行政や日常生活に関わる情報や現地人との
交流会は、どの移民にとっても役立つものだと思います。
外国人は移住の理由を問わず、ほとんどの者が知り合いはおらず、
詳しい生活情報をよく知らない状態でやって来ているからです。
でも難民関連以外の移民には、そういった生活情報提供も交流イベントも
全く無し。存在していないかとごとく放置プレイ。

私なんて最初、家庭ごみをどこへ捨てたらいいのかも知らなくて、
近所の人に聞いて教えてもらったわ。
ゴミの分別の事も、生ごみは専用紙袋へ入れて捨てることさえも
知らなかったけれど、そこらで見かけた人に聞いたり、想像力を
駆使して自己流でやっていたっけ。
健康保険だって、移住して半年以上たち歯医者に行く事になって初めて
未加入だったことが発覚したし。保険料を納めていたけど加入申し込みを
していなかったから未加入だったとの事。(特に問題にはならなかった)

他の欧州国だと、移住の理由を問わず居住許可をもらった移民向けに
オリエンテーションが催され、仕事の探し方、病院のかかり方、
といった基本的な国の生活情報について説明をしてもらえるという事
なのだけれど、この国はそういう事はしていない様子。
もしかしたら自治体レベルでやっている場合もあるかもしれないけれど、
我が街の場合は何も無し。
透明人間とか放し飼いの動物かのように、この国で新しく生活するに
あたり、知っておくべき事、やっておくべき事についての案内は、
国からも自治体からも全く無しでした。
日本で別の町に引っ越すと、○○市便利帳みたいな、福祉、教育、住宅、
公共施設等の紹介、手続き方法、連絡先の乗っている冊子を役所でもらえるけれど、そういう物ももらわなかったわ。
(その手の便利な冊子が存在していないのかもしれないけれど。)
それにしても、この違いの大きさは一体なんなのかしら・・・

こういうのは私には不公平な扱いだと感じられてしまうけれども。
他の移民にこの経験の話をすると、あまりの待遇差に驚かれます。
難民系が高待遇を受けているため、貧国からの経済移民、結婚同棲移民は
福祉にタカリに来た寄生虫移民という印象をこの国人からもたれがちな為、
ヤツラと一緒にされたくない!と彼らを露骨に毛嫌いする発言を陰でしている人々もいました。
自分が働き納めた税金でヤツラがのうのうと暮らしているのはおかしい!と
不快に思うのは、この国人だけではなく、移民の中にもいます。
特定の移民だけ優遇という、不公平、不平等の度が過ぎるのは考え物です。
他の移民たちの間に不満が高まるからです。

やっぱりこの国では、憐みの感情をそそってくれる、貧しく遅れた未開な難民様じゃないと、歓迎されるどころか冷遇されちゃうって事かしらね?
日本のまともな人が、間違ってこの国に迷い込んで人生を無駄にしない事を
心から祈っています
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在住者にはバレちゃう本音

銀行の人(中年この国女性)と話をした時の事、
アメリカのイランに対する経済制裁(かなり厳しい)について
話題になったのですが、彼女は、
(アメリカが世界で)力を持ちすぎているのが問題なのよね~。
と苦々しい表情とうんざり感のある口調で言い、
いたいけな被害者様のイランに同情的、といった口ぶり。
政府が悪いのよ、政府が。人々は悪くないのよ…とも言っていました。
片方の国または両国の政府を指していたのかが気になったけれど、
そうそう、政府がね~、と言って、あいまいなまま流しておくことに。
核だのミサイルだのって話をする雰囲気でもなかったし・・・
それにこの国って北朝鮮フレンドリーでもあるしね?
あと、我が街のインド人ってゲストワーカーなの?と怪訝な表情で
ヒソヒソ話風に質問してきたけれど、やっぱり貧国外国人が付近にいると、
ちゃんと合法移民なのか、短期労働者なのかとか、福祉にたかったりして
いないかなどが気になるのかしらね~、と改めて思ったわ。

こちらの大工関係や農業の作業員には、EU貧国人の労働者がいるのよね。
雇用形態が分からないのだけれど、貧国現地に提携会社があり、そこでその国の適正賃金(この国よりずっと安価)で雇われた人をこの国へ派遣させているとかで、安く利用しているのだろうと思います。
この国人みたいに、労働者の人権が~、とか、義務はロクに負わずに権利権利!と主張、みたいな面倒な事はしないだろうし、人件費も安くて済むし、
残業もするだろうし、便利で使い勝手が良いのだろうな~。
口コミサイトにて評価の低い会社のコメントを読むと、あの会社に依頼したら、この国言語も英語も出来ない作業員が来た、と不満の書き込みも見られます。
ある会社は価格が馬鹿高いかわりに、わが社の作業員は全員この国人です
だから高いのです(その代り安心でしょ?)みたいな営業をしています。
こういう本音を知ってしまうと、人間は皆同じ~、国籍も人種も関係ない~、平等社会~、というこの国が頑張って築き上げた美しい自己ブランディングが、あら、やっぱり建前だけじゃないの~?消費者は正直よね?と、面白い程いともあっさりと崩れますわね

この国の天敵って?

この国が天敵として見る相手とは一体何なのかしら?
思い当たる相手をかなり好き勝手に書いてみる事に
単なる私の妄想劇場だから、退屈で眠くなるかもだけれど・・・
私はこの国(人)に対してこういった印象が強いのよね~。

この国(人)の天敵とは・・・
社会主義・共産主義的ではない国と人
資本主義色が強い国と人
アメリカと日本とイスラエル
裕福な国と人
国防意識が高い人
優れた奥深い伝統、文化があり歴史を感じさせる先進国
社会的に地位が高いイメージのある勤務先や職業(現在でも過去でも)
での勤務経験がある先進国人
趣味が美術館巡りやオペラ鑑賞など、優雅さと知性を感じさせるものな人
ピアノ、フルートなどでクラシック音楽の演奏が出来る人
バックパッカー的や団体向けや激安ツアーではない海外旅行経験が豊富な人
社会的地位が高い人
自分よりも知識や経験があると思える人
自分よりも裕福だと思える人
自分よりも恵まれていると思える人
自分よりも出自が良いと思える人
憐みの感情をそそってくれない人(←最強の天敵

これらの全部が当てはまる人は天敵中の天敵だからお気をつけて
この国の社会や人とはなるべく関わらないのが賢い選択
あくまでも個人的な意見だけれどね
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Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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