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これは誤情報「スエーデンの医療は無料」

スエーデンの医療は無料ではありません。

医師や看護師、ケアの場所の不足は、もう何年も前からずっと問題とされており、しょっちゅうニュースで伝えられています。

海外移住するスエーデン人の中には、人権人権と煩いのが嫌だと言う人もいるのでしょうが、現地ではそこに焦点があてられる動きは特に見られず、どちらかというと、一年の約半分~ほとんどが、暗すぎる寒すぎる天候が悪すぎるという厳しい自然環境や、それゆえの食の貧しさ、余暇の楽しみの乏しさ、そして高税金で物価高といった要素を嫌がり、スエーデンよりも温暖で低税金な物価の低い国へと移住し、太陽に恵まれ、日々新鮮で美味しい食べ物を味わい、高税金の圧迫や高価格から逃れ、フレンドリーな現地人との交流等、スエーデンでは得られない現地ならではの豊かさを楽しみ、幸せな夢の生活を送っているというスエーデン人が新聞・TV等のメディアで度々取り上げられ、人々から羨ましがられ憧れられています。(移住先の例:スペイン、イタリア、タイ等)
企業経営している裕福な人や高度技能労働者の場合は、高税金対策や高収入を得るためなのかスイス、マルタ、ドバイ(UAE)といったタックス・ヘイブン(英: tax haven、日: 租税回避地)と見做される国に移住する例もあります。



スエーデンは医療が無料、という噂、一体いつ頃から広まったのでしょう?
この誤解がいつまで経っても無くならないのは、何故なのでしょう?

おそらく、(大半はそうと知らずに)誤情報を広める人が中々いなくならないのと、それは間違い情報だと言う人がほとんどいないせいもあるのかもしれませんが・・・

誤情報は、当人はもちろん日本や日本人のためにならないものですから、そうと気づいた人が誤解を解くべく指摘したり伝えていく事が大事なのだと思っています。
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スエーデンは美白よりも美黒

日本やアジア圏等では美白を重要視する女性たちが多くいます。
一方スエーデンや欧州では男女関係無く美黒を重視する傾向が強くあります。(東欧は違うかも)
そこには日焼けに関する大きな価値観の違いが存在しています。

美白こそが究極の美であるかのように捉えられる理由としては、色黒は肉体労働者、貧乏、色白は知的、裕福というイメージ(特にアジア圏)、外見が白人に近ければ近い程、質が高い(中南米・中近東・アジア・アフリカ系の人々等)、紫外線は肌の老化を促進しシミ・皺・弛みの元となるため、老けて見える事を嫌い少しでも若々しい外見を保ちたいという願望や皮膚がんリスク回避から(特に日本)という事が大きいのではないかと思います。

美黒こそが美の象徴であるかのように捉えられる理由としては、色黒は健康的、裕福、オシャレ(南国リゾート地で優雅な休暇を過ごせる人というイメージ)、そして色白は病人のよう、みすぼらしい、貧乏そう、ダサくて恥ずかしい等が主なものです。
ただし生まれつきの浅黒い肌に関しては、動物に近いとか不純物が混じった三流品的な意味を一般的には見出しているようです。(色黒肌の人に向かって「焦げ臭い匂いがする」といった発言をした人も)(私を見て「日本人は黄色くないのね!チャイナ人は黄色いわ!彼らはものすごく黄色い!すごく黄色いの!」等と黄色いを連発した人も)
あくまでも生まれつき色白肌の人種の人が日焼けをした結果、色黒になる、という事に高い価値を置き、それを重視しているという訳です。

スエーデンにおいてはド田舎の小さな町でさえ日焼けサロンがあり、セルフ日焼けローションはもちろんですが、「セルフ日焼け効果を持つ茶色の日焼け止め剤」といった少々理解に苦しむ商品さえも薬局等で販売されています。
気温が15℃くらいで晴天という天気ならば、水着に着替えて庭やベランダや公園で少しでも色黒になろうと懸命に日焼けに励む人々が出現します。
それほどまでに彼らは色黒日焼け肌というものに強い憧れと執着心を抱いているのです。
色黒になるためであれば、紫外線によるシミ・皺・肌の弛み、皮膚がんリスク等はさして気になりません。
気になる人かつ金銭的余裕がある人は、プチ整形サロンへ行きボトックス注射やヒアルロン酸注入やレーザー治療等を行えば良いのですから。
(昨今スエーデンではプチ整形サロンの数が急増しており、施術トラブルも続出しているというニュースを見かけています。)

もう10年近くたつのに、今でもはっきりと思い出せるほど強く衝撃を受けた、スエーデンのガングロおばさんについて以前書いています。
ガングロおばさんの季節

スエーデンの水とインフラ

スエーデンの水質問題、小さい国の割に発生回数が多いような・・・
カエルが混入した水は、煮沸せずに飲んでも大丈夫なのでしょうかね?



以前とある移民家族の家で食事会があり、そこのお宅では水道水はそのまま飲んだりせず常に煮沸しているのだという話が出たのですが、それを聞いたスエーデン人(30代女性)は大声で、「スエーデンの水は世界でいっちばん良質なのよっ!」ときっぱり断言し、だから煮沸なんか不要なのだと述べていました。
多分彼女はニュースなど滅多に見ない、イメージ重視タイプの人だったのでしょう。

基本的にはスエーデンは多くの場所で水道水がそのまま飲料可能だとされていますが、バクテリア汚染のニュースが時々ありますので出来れば煮沸しておく方が良さそうですね。
ちなみにミネラルの少ない軟水で水源が湖なのか沼っぽい風味が若干感じられ特に美味しい訳ではないと思っています。
個人的には水源がアルプスの雪解け水のスイスの水の方が美味しかったです。

その他には、電気やインターネット回線の断絶を、日本にいた時よりもずっと頻繁に経験しています。
特に天候が急変した時(急に気温が上昇or下降、土砂降り、強風、雷等)には、停電やネット回線停止が起こる事がよくあります。
我が町の場合は大抵のケースが5分~30分位で回復しています。

電車は技術的問題による遅延や急なキャンセルが起きる事はさほど珍しくもありません。(私の経験では遅延は10分~30分位の事が多かったです。)

寒い季節には電気不足問題も起きていていました。

こういった事から、スエーデンは日本と比較すると、割とインフラが脆弱な国ではないかと思えてきます。

(それでもアジア・アフリカ等の途上国と比較すれば良く機能しているのだと思います。)

スエーデンでは珍しくない事件

本当、こういう事件はもう珍しくもなく、特に驚かなくなってしまいました。



いつからスエーデンではこの手の事件が普通になってしまったのやら。
去年、いや、もっと前からですね・・・

ギャング関連事件だと言われる場合、加害者も被害者も、難民背景、中東系かアフリカ系、イスラム教徒、のいずれか或いは全てに該当している可能性が高いです。
警察の力ではもうどうにもならない状態だと言えるように思います。
一昔前(10年位前)とは全く状況が変わってしまいました。
分断・並行社会大国、とか、並行社会先進国、と呼びたいくらいです。
このまま段々と南アフリカ化していくのかな…?

意見相違の不在は民主主義の不在

意見相違の余地がない場に民主主義は存在しない。
といった内容だけれど・・・


社会的な身の安全のため、主流とされる「政治的に正しい」事柄に対し異なる意見を言うことが憚られる、異なる意見を言うと社会的抹殺等の危険に晒されるリスクが高いため口を閉ざす事が賢明だという認識が普通にある、主流以外の意見は悪とする空気が濃厚で、堂々とバッシングや村八分の対象となり社会的に潰される事のある、そのような「キャンセルカルチャー」が深く根付くスエーデン社会には、果たしてどの程度の平等精神、包括性、多様性、民主主義への尊重があると言えるのだろう…?と思ってしまいます。

(民主主義が世界中どこでも常に絶対的な最善となる訳では無いとも思いますが。)
(色々な人がいるので…。文字の読み書きが苦手な人、情報の少ない人、感情重視の人、上辺の雰囲気や流行に流されやすい人、金品に釣られやすい人、低俗な人、自分の考えや信念が特に無い人等々。)

弱者に優しい?スエーデンの医療問題



看護師不足のため、看護学校の学生を配置する予定、とは・・・
永遠に解決する事の無い、スエーデンの医療問題。
もはや伝統文化と呼べるレベルなのかも?

人手不足のため看護師一人当たりの仕事の負担が重くなり、それを嫌った看護師たちはフルタイム勤務をやめてパート勤務を選択するため、人手不足がさらに加速する、という悪循環が発生している事が以前ニュースで伝えられていました。

7月は長期で夏休みを取る人が多い時期です。
元々人手不足の状態に加え、さらに人手が減るでしょうから、病院が杜撰な運営状態になったりはしないのかと心配になります。

仕事よりも私生活が大事だとして大勢が同時期に長期夏期休暇を取得する事により、患者に必要とされている治療や手術が延期されたとしても、それにより手遅れとなり後遺症発生や死亡リスクが高まったとしても、それを「お気の毒だけれど仕方ないよね。7月なんだから。」と他人事として気にしない価値観がスエーデンの一般的な価値観でもあるのです。
ですからこの問題は永遠に改善も解決もされる事はないだろうと思うのです。

7月の極端な天気

7月は欧州各地で猛暑に襲われる現象が頻繁に起きています。
天気予報ではドイツやフランスでも40℃に達する日がある事が伝えられ、スペインは山火事、イタリアでは猛暑の上ずっと雨が降らず農作物への深刻な悪影響が出ているとの事。
英国でも最高気温が38℃位になる日があり、各国で猛暑注意報が出されていました。

一方スエーデンは元々一年を通して悪天候の多い大変寒い国ですが、気象学者曰く今年は「クラシックなスエーデンの夏」との事で、最高気温が15~20℃前後、雨や曇りがしょっちゅう混じる混合型の天候の日々が長らく続いていました。
しかしこの水曜・木曜の二日間は例外で、全国広範囲で最高気温が30℃前後にまで上昇すると言う、異常気象に見舞われました。
日本とは違い、冷房設備のあるアパートや家はスエーデンでは非常に稀です。
扇風機や箱型冷房機(大き目段ボール箱を縦に立てた位のサイズで床に置く。値段は5万円位から)も売られてはいますが、クーラーやこれらの製品が一般家庭で普及しているとは言えない状態だと思います。
寒い国の人々は暑さへの耐性がとても低い事が多く、暑さ対策の知識も乏しいですから、このような環境で気温30℃前後の日が続く事は不快なだけでは済まず、健康への打撃もあり得るでしょう。
しかし猛暑は継続せず、金曜日になると気温は10℃以上も下がり、その後はまたクラシックなスエーデンの夏が続くようです。

フィンランド・スエーデン、NATO加盟へ一歩前進

6月28日、フィンランド・スエーデンのNATO加盟へ難色を示していたトルコがやっと加盟支持へと青信号を出しました。

今までトルコは、この二カ国がトルコのPKK(クルド労働者党)やその関連者・関連組織を支援・保護している事やトルコへの武器輸出制限等を主な理由としてなかなか首を縦に振りませんでした。
EU、英国、米国、トルコ、その他は、PKK(クルド労働者党)をテロ組織として指定しています。
これは実質的には、NATOがPKKをテロ組織だと指定しているとも言える状況です。
ですからNATO加盟を希望する国が、NATO加盟国からテロ組織だとされている組織や関係者を支援・保護する事が安全保障上問題視されても不思議ではありません。
NATOのその方針に合わせ足並みを揃える必要があるでしょう。
そういう訳で、この北欧二カ国はトルコからの要求に耳を傾け、現在行っているPKKとその関連者・関連組織への支援や保護について、対応見直しをする事が迫られています。

スエーデンの現政権にはクルド系議員がいますし、有権者にもスエーデン国籍取得したクルド系(トルコ、シリア、イラン、イラク生まれ)背景者が大勢いるため、方向転換はなかなか容易ではなさそうです。
首相の属する社会民主党とは連立や協力関係にあり、中東系議員も活躍している、環境党(緑の党)と左翼党(旧共産党)からは既に、スエーデンがトルコからの要求を呑む事に大反対する声が出されています。

ところで、この二カ国のNATO加盟に関する報道では、「フィンランド・スエーデン」というようにフィンランドが先に来ることが一般的です。
それは、フィンランドはロシアと隣接している国で、その南北に長い国境線がロシアに面しており、世界大戦中はソ連から侵略され大きな打撃を受けた事もあり、対ロシアという意味では最前線にあたる国だからなのでしょう。
ちなみにスエーデンの国境はロシアに面していません。
ですので地政学的理由により、フィンランドとスエーデンでは、NATO加盟の意味合いは全く同じとは言えません。
日本の報道ではフィンランドが先に来たり後に来たりと色々ですが、二カ国それぞれの立場や歴史背景、NATO加盟によるインパクト、重要度、注目度の度合いを考慮するのであれば、「フィンランド・スエーデン」と、フィンランドを先に持ってくる表記の方が事をより包括的に捉えた書き方であると言えます。
スエーデンを先に持ってくる書き方をする場合の理由には、トルコから要求されている加盟条件内容は対スエーデンの方が対フィンランドよりも大きなものであるから、という意味合いがもしかしたらあるのかもしれませんが。

NATO事務総長、トルコの懸念は「正当」 北欧2国加盟、手続き遅れも(時事)

6月13日

買春違法なスエーデン、しかし闇の売買春は盛ん(追記あり)





タイマッサージ店≒こっそり性的サービスも提供する店、という事はスエーデンでは既に暗黙の了解となっています。
我が町にもいくつかありますが、外から店内はほとんど見えず薄暗そうな感じがします。
客が出入りする所を見た事が無く、他の人に聞いても見た事無いと言っており、繁盛しているとは思えないのですが、軽く5年以上はそれらの店は存在しています。

(追記、7/23)
以下のÖstermalmに関する記述ですが、正しくは同じくストックホルムの「Södermalm」についてです。地名が似ていたため思い違いをしていました。お読みくださった方にはご迷惑をお掛けしすみませんでした。
Östermalmは飲食店、商店、企業事務所、文化施設等が集まっており、観光地の側面も強く、高級住宅地でもあり、景観の良い所もあり、比較的良い地区だと見做されている場所です。

Östermalmという地区は、7年以上前に行ったことがあります。
当時フリーペーパーかなにかで、サブカルチャー的なノリのあるおしゃれ地区として紹介されていたので、ストックホルムに行く機会があったらおしゃれ具合の確認のため是非訪れようと思っていました。

そして実際に行ってみて感じたのは、

・・・・・・えっ?
ど、どこがおしゃれなの?????

という驚き。

大きなモスクがあり、その近くの空き地で中東系の子供がボール遊びをしていました。
メインの通り?には、似非ギリシャ料理の屋台、チャイナレストラン、ケバブ&ピザ等の移民系飲食店、安売りの衣料品店、その他にも野暮ったく古ぼけたどれもチープな感じの店が並んでいました。
道行く人々はおしゃれファッションとは程遠い、こだわり皆無の安そうな服装に身を包んでおり、貧しい国からの移民の人々の割合がかなり多めにいました(4割近く)。
伝えられていたイメージからは大きくかけ離れた実際の雰囲気に全く気分が上がらず、すぐに引き上げてしまいました。

その後ニュースであの地区には闇の買春宿が多くあるという事を知り、あの雰囲気ならばさもありなんと思ったのでした。

首都のみならずド田舎の小さな町でも大概タイマッサージ店が存在している所を見ると、スエーデンでは水面下の売買春は結構盛んに行われていると言えそうです。

また、出会い系サイトを通じた売買春やシュガーダディ(若い女性とデートし貢ぐ中高年男性)探しも行われており、利用者には十代前半の少女がいる事もあります。

スエーデンでは買春は違法ですが、売春は違法ではありません。
ですから売春者は罪に問われず、売春を強制させられている場合に犯罪者にならずにすみます。
しかし買春を違法にする事により買春者(主に男性)の数を減少させ、売春業に就く人(主に女性)を減らせるかと言うと、ことはそう単純には行かないようです。
むしろ、「売春は違法では無いのだから何も問題は無い、悪い事では無い」と捉え、売春業へ就く・就かせる事への敷居を低くしているのではないかと思えてきます。

スエーデンでこの夏、全ての癌手術キャンセルの地域

この夏、治療の場所の不足によりノールボッテン県/地域では全ての予定されていた癌手術がキャンセルされる。



今までずっと、スエーデンは高税金・高福祉で手厚い医療、弱者に優しい、素晴らしい、等と羨ましく思ったり憧れていたという人はどのくらいいるのでしょうか?

もう、そういった認識を改めねばならない時期に差し掛かっています。
いつまでも幻を信じ続けるのは虚しい行為です。
目を覚まし現実を見て行きましょう。
プロフィール

Bra

Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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