極右として非難されるSD

この国で人気上昇しているSDことスウェーデン民主党。
極右だの移民嫌いのレイシストだのと叩かれています。
この国の難民数が増加するのと関連して支持率が伸びています。
先月には党首の家が何者かに攻撃されたニュースが
あったけれど、どこかのメディアはそれを自業自得などと
語っていたのでした。(←うろ覚えなので確認したら追記予定)
どんな考えの人が住んでいようが、人の家を攻撃する事は悪い事であり、
その行為と犯人が非難されるべきだと思うのにな・・・

SDは一体どれだけ冷酷で差別的な政策を掲げているのかと思い、
彼らのサイトを覗いてみました。
SDのウェブサイトには多岐に渡る彼らの政策が書かれていますが、
その中から難民政策の所を、またしても下手なド素人的意訳してみました。
意味不明だった方、確実に内容を把握したい方は原文をご覧ください。

難民政策(SDのサイトより) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 人道的な政策の政党
より少ない移民をこの地に、より多くの支援を現地の難民へ


SDの難民政策において、より多くの子供たちが学校へ
行くことが出来、より多くの人々の生活が救われる事を目指す。

我々は、難民地域近隣の最も庇護を必要とする
多くの難民がいる場所へと焦点を移すことにより、
適切な難民支援を行いたい。

スウェーデンが多くの難民申請者を日々何万クローナもの費用を
かけて受け入れる事は、その費用でより多くの人々を難民地域で
助ける事が出来る訳だから、公平な事ではないと言える。

社民党による移民政策のための高額な費用として、
毎年数十億クローナ(数百億円)に及ぶ支援予算が、
スウェーデンへ来た大量の移民の経済援助のために捻出されている。

我々SDは、これに反対であり、効果的な難民政策と
予算政策のため、数十億クローナの追加負担金を国連のUNHCRへ
負担すると提案する事が重要だと考える。

違うやり方で我々は支援をさせて欲しいのだ!
移民受け入れを制限する事により、支援予算政策をより効果的に
する事が出来、それにより我々は福祉を強化でき、同時に
より多数の難民への支援が可能となるのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

密入国などの手段でこの国へやってきた者たちを、物価や人件費の高い
この国で保護するよりも、物価や人件費の低い現地で支援をした方が
同じ予算でより多くの人々を救えるし、より多くの支援が可能となるので、
その方が支援効果が高くなり良い、と言いたいようです。

SD自体への共感は特に無いけれど、これは納得する提案です。
どうしてこのような効果的な提案を他の党がしないのか、とても不思議。
より多くの人に、より多くの支援が可能になるのは良い事だし、
特に、限られた予算を欧州へ密入国をするための旅費も無い貧しい人々への
支援をメインとして使用する事は、良い事だと思います。

特に移民排除という感じもしないし、どうしたら限られた予算を効果的に
使用できるか、という面でいたって真っ当な提案をしていると思えるのに、
一部の人にとってはこれが差別的とか排他主義だと捉えられるのは
何故なのかな~?と思ってしまいます。

SDは段々と政党として経験値を積み成長してきているように見えるし、
よくわからない弱小政党から、高い支持率を持つ政党として、
こなれてきている感じもしました。
これが良い事なのか悪い事なのかはよくわからないけれども・・・
この国の多くの人が期待し、支持して、彼らの活躍を望んでいるのなら、
ひょっとして良い事なのかな?
う~ん、でもやっぱり難民歓迎派や難民関連者が発狂して暴動やテロを
起こして大変な事になりそうだし・・・
どう転んでも、この国の未来は平和的な安心社会ではなさそう。
今でも毎日、難民希望の密入国者が途切れることなくやって来ているの
だもの。信じられない・・・

どこかで、シリア難民は医者とか弁護士とかの高学歴ばかりといった話を
見かけたけれど、現地では医療従事者は不足しているのではないかしら?
アフガニスタンへは現地の医療従事者が足りないという事で、
日本から日本人の医師や看護師が支援へ行っていて(中村哲さんなど)
そういう活動を応援したいと寄付金を送る人もいるというのに、
肝心のその国の医療従事者はそんな母国をあっさり後にして、お可哀そうな
難民さんとしてちゃっかりと欧州で居住許可を得て、衣食住や
医療サービスは、政府の福祉制度に面倒見てもらう生活を送るのよね。
そして国籍取得し、母国は貧しく遅れているから、と戻る気ナシ。
何かがとてもずれていて、おかしい気がするのだけれど・・・?
それに、バレていないだけで、海外に隠し財産とかあるんじゃないかとも
思ってしまう・・・
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来年の選挙関連のニュース

この国では来年の選挙まであと一年数か月という事で、TVや新聞で
選挙の話題がこれからさらに出始めるかと思います。
という事は、メディアのプロパガンダも益々活発に?!
な~んて思ったりしてっ
以下に性懲りもなくニュース記事の素人的意訳を下手ながらも
載せてみました

次の選挙は既に決定している。このように終了するだろう。

次回の選挙まで約一年(2018年9月)。
しかし来年の選挙の結果は既に決定されたと言えるだろう。
それは、既に決定している存在、スウェーデン民主党(以下SD)。

アンナ・シンベリ・バトラ(穏健党、党首)は辞任するだろう。
現首相ステファン・ルヴェーン(社民党)は引き続き首相であるだろう。
穏健党と社民党の連立は決別し、SDが野党第一党となるだろう。

最近SDは、シンベリ・バトラが党首である議会にて自分たちが
影響力を持つ事が可能となるよう要求している。
その一方で、自由党、中央党(共に穏健党と同じく右派)は
そのような議会に協力的になる事を望んでいない。
シンベリ・バトラは議会の形成に失敗し、党首の地位を失う事を
余儀なくされるだろう。

要するに、次回の選挙後のスウェーデンは、弱小政府となる訳だ。
今現在のものよりもさらに弱々しいものになるであろう。
これは、困難な、汚い、危機的な事となるだろう。
2018年から2022年の間のいつかに、早期選挙の発表がされる
可能性もないとは言えないだろう。

しかし一つ確かな事がある。世論が劇的に変化するか、
SDがregeringsfrågan(政策?)を変更しない限り、ルヴェーンは
首相の座についているだろう。

しかし人々は自身にこう問う事が出来る。
なぜルヴェーンはSDをいまだにここに留まらせているのだろう?
彼らは政府を変更したいのか?
しかしながら、SDは常に長いゲームを行ってきた。
権力を得るために4年間待つ事は彼らにはたいした問題ではないのだ。
SDは2022年に権力を得る事を虎視眈々と狙っているだろう。

しかしそれはギャンブルだと言える。2022年の世論は今とは全く
異なっているかもしれない。そして、全く違った方法で政治情勢を
扱う全く新しい党首がいるかもしれない。
それがSDにとって好ましい事となるかどうかは不明だ。
しかしその内にわかる事だろう。

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語学力知識力不足のため変な訳があるかと思いますっ
意味不明だった所は原文をご覧くださいませ。
おおざっぱな内容は、来年の選挙でも社民党が勝つだろうが、
野党の最大政党は穏健党ではなくてSDとなるだろう。
穏健党は今後の方針の立て方に失敗したため(SDとの協力姿勢を
見せて物議を醸しだしていた事を批判したいのでしょう)
力を失い党首は追放されるだろう。社民党とSD以外は票が少ない
弱小政党だらけになる、連立が難しい、SD人気は根強くて脅威だ、
という感じなのかなと。
穏健党を見ろっ。SDに協力的な姿勢をとったから天罰が下って
失敗に向かっているぞ~、と言いたいのかも・・・???
Yougovを見ると、SDはここ1年程は支持率が1位~2位を維持するほどの
人気政党となっているのだけれども。

Yougovから。
資料2ページ目に、もし今日選挙で投票するとしたらどの政党?
という質問の5月分の結果の棒グラフが載っています。
薄い棒と数値は4月分の結果です。
赤いバラみたいなマークが社民党、水色の花のマークがSD、
Mのマークが穏健党、緑のクローバーが中央党、
Vのマークが左翼党(元、スウェーデン共産党、共産主義左翼党)です。
現地語での政党名は3ページ目の表に出ています。
3ページ目の表は半年分の結果を月別、性別、年齢別に分けたものです。
4ページ目はここ1年の各政党支持率の推移がわかる線グラフが。
8ページ目は政治的関心の高い事を以下の5つの中から3つ選んでください
という質問の結果で、医療と難民移民政策がトップ2となっています。
9ページ目、現政権がこれまでに成した結果に満足それとも不満足?
の問いには、61%が不満足、19%が満足という結果。

外国人が投票したいのはどの政党?

社会主義度の強い国が多い欧州地域においても、
ココの国は群を抜いてその度合いが強烈で、
共産主義的な面さえチラチラと見え隠れする、
赤の聖地、と呼ぶのがふさわしいと思ってしまうような国です。

そんな国ではもちろん外国人参政権があります。
今のところは地方選のみです。

2014年に選挙がありました。(地方、国政共に)
そのころ学校でも選挙の話題が出たので、
隣の席の若いアフガン男性に、
「どこの党がいいの?私良くわからないのよね~。」
と話しかけると彼は、
「社会民主党(S)だよ、社会民主党はすごく良い党なんだ。」
「みーんな、みーんな、あの党は良いって言っているよ!」
とキッパリ即答。
「そうなの?でも何で社会民主党が良い党なの?」と私が聞くと、
「あの党は外国人に優しい党だからだよ。」
「他は外国人に優しくないからダメだ。」
「スウェーデン民主党(SD)は差別主義だから最悪。」
とのこと。

・・・そ、そういう基準なのね・・・・・
彼は外国人だから投票先を選ぶにあたり「外国人に優しいかどうか」
が最重要項目となるのもわかるけれど・・・
ここはスウェーデンよね?
先祖代々スウェーデン人が守ってきた、スウェーデン人の作り上げた国。
そんな国には「外国人に優しい党が一番良い党だ。」と言う
投票権のある外国人や外国系ルーツの人が増え続けています。
自分の国ではないから私がその件で口を挟もうとは思わないけれど、
ほんとにそれでいいの?
と何だかモヤモヤした気持ちになります。

移民系の住民が9割近いと見られているリンケビーや似たような地域の
投票結果を見ると、9割以上が社会民主党に投票しています。
全国の平均支持率は35%程度なので、移民の多い地区はやはり支持率が
かなり高いことが分かります。
外国背景の投票者が増える=社会民主党への投票率が上がる
となる訳だから、かの党がそこへ目を付けて、支持者確保のために
移民に甘い政策をしたり移民受け入れ促進をするのは当然でしょう。
でもそれが国にとって本当に良い事なのかな~とやはり思ってしまいます。

(※この国で「移民」という言葉が使われる時はたいてい米国人とかドイツ人等の先進国人ではなく、主に難民背景の人、ムスリム、中東・アフリカ系の人の事を暗に指しています。ズバリとその言葉を用いると角が立つため、カモフラージュ用語として「移民」と言う言葉が用いられているのです。ですから「移民」を額面通りの意味として捉えると誤った解釈に繋がります。)
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Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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