この国の語学教科書の中身

この国の言語を勉強中にうんざり気分になった原因の一部が、
偏った内容が所々に挟み込まれた教科書と、語学学習を通じて
社会主義思想を押し付けてくるような授業内容。
テスト問題も、エッセイやスピーチのテーマとして与えられるものも、
生徒を左翼思想へと誘導させる効果が見込まれるものが多数

まずは軽めに、
私が以前成人学校のスウェーデン語コースで使用した教科書の一部を
写真で紹介します

svenskabok.jpg


このページは、あなたはどうやってこの国の言語を学びましたか?
という質問について四名の移民が意見を述べている物。
名前と顔写真を確認して見ると・・・
四名中の全てがパッと見で難民だと想像される人物です。
右下の男性はSamという名前で黒人です。エリトリア人?ケニア人?
左下の男性のIlirはアルバニア人名。90年代に多くのアルバニア人が
難民となり欧州複数国へ移住しましたが、今でもチョコチョコとこの国にて
地味にアルバニア難民が誕生しています。
ムスリム女性二名が上、男性二名が下、という事にも意図があるのかと思ったわ。
出身国名が書かれていない所も不自然に感じました。

どう見ても偏っている・・・
これがこの国の価値観で、この国の教育のやり方という事なのか。
それとも他の国でもこんな感じなのかなぁ・・・

少数派の権利が~、はどこへ行ったのかしら?
平等精神?これが・・・?うんざりっ
私にはこの国の移民界における多数派である難民やムスリムを過剰に優遇
しているように見えてしまうのだけれど。
ムスリムでも難民でもない移民は透明人間なのかしら?
インド人やタイ人が載せられていないのは不思議だわ?
アメリカ人やドイツ人等の裕福先進国白人クリスチャンはダメなの?
イスラエル人は?やっぱりムスリムが不快になるからタブーかな・・?
もういっそのこと、教科書も学校も、難民用とそれ以外の移民用とに
別々に分けた方がいいんじゃないかと思ってしまうわ。

自身の勉強法についてSamは以下のように述べています。
「私はSFIではほぼ何も学ばなかったけれど、よく図書館に行き、
母国語で読んだ事がある本のスウェーデン語版の本を借りていました。
最初は1ページを読むのに数時間かかり、いつも目の前に辞書を用意して
いたけれど、だんだんと読むのが容易になりました。
児童向けの本もたくさん借りて、息子と共に読みました。
最初の数年間、息子は私の一番の(語学の)先生でした。」

当時、Samの幼い息子はこちらの幼稚園へ通い、ぐんぐんと言葉を覚え、
語学学校に行くのと引き換えに生活費を貰っていたであろうパパに
言葉や発音や言い回しを教えてあげていたのでしょう。
私のクラスメイトにもそういう人が何人もいました。

SFIとは、移民のためのスウェーデン語学校の意味。授業料と教材が無料で、
難民が生活費受給と引き換えに通う学校、この国人の配偶者や
事実婚相手や労働移民の家族なども一部いる。

・・・書いていたら色々思い出して、なんだか気分がムカムカするので
この辺でやめるわっ
精神衛生上よろしくないわ、うん。
この国の学校での、社会・共産主義思想へと生徒を誘導&洗脳すると思える
教育の気味の悪さについては、どんどん伝えたい気持ちはあるけれど、
気持ちが悪くて手が付けづらい(○日新聞並みに気持ち悪い~)
他の教科書に載っていた、この国青年とグァテマラ人タクシー運転手の車中での会話内容に関しては、なんて自惚れ思い上がった酷い書き方をするのかと唖然として怒りでワナワナした事もあったっけ。
時間をおいてまた色々書きたいとは思っているのだけれど・・・
さっ、気分転換しようーーー
スポンサーサイト

油断のならない学校

「親が泥棒なら子も泥棒」 学校も泥棒だらけ
(恐怖のナイジェリア生活、より)

ナイジェリアの学校ではあらゆる物が盗まれる・・・
それを読んだ時に、ここまで酷くないけれど、
私もちょっと似たような経験があったわ、と思い出が頭に蘇りました。

以前在籍していたスウェーデン語のあるクラスでは、
私以外は全員が貧国出身。(生徒数は15~20名の間)
そのほとんどが中東・アフリカの難民とその呼び寄せ家族。

生徒の中には手ぶらで学校へ来る者。
教科書はあるけれど筆記用具は持ってこない者。
シャーペンはあっても消しゴムは持っていない者。
そんな適当な態度の人が一部にいました。
政府から生活費を貰っているのだから、買えないはずは
無いだろうに、なぜか持っていないのです。

そして授業のたびに毎回、
誰か~、紙ちょうだい~!
誰か~、ペン貸して~!
と叫ぶのです。
すると誰かが自分のノートをビリビリッと破いてあげたり、
ペンを貸してあげたりします。

消しゴム貸して、と言われて貸してあげると、その人は消しゴムを
ずーっと自分の机にキープしています。
私が返してと言うまでずっとその状態。
中には私の目の前に置かれた消しゴムを断りもせず勝手に
使う人もいたので、貸して、と言う人はマシな方なのです。
私の消しゴムは日本で買ったステッドラーの物で、この国の
消しゴムよりも質が良くすごく消しやすい!と生徒たちから
大変評判が高く、色んな人が使いたがりました。
そしてある日、消しゴムは行方不明になりました。(盗まれた

それと、盗難ではないのだけれど・・・
ある時は、先生が教科書20ページを黙読してください、などと言い、
私が教科書を読んでいたら、
私の机の横に自分の椅子を突然ズズーッと持ってきて腰かけ、
何の断りもなく私の教科書を一緒に覗き込む人もいました。

またある時は、私の前の席にはクルド系イラン人のおばちゃん二人が
仲良く並んで座っていました。
一人のおばちゃんがバッグからチョコレートを取り出してパキッと折り
その欠片を隣のおばちゃんへ差し出しました。
彼女はチョコを受け取った後、今まで噛んでいたチューインガムを口から
指で摘み出し、それをごく自然な慣れた調子でもって机の裏側にベタッと
なすりつけました。そしてもらったチョコを食べ始めました。

こういうのが彼らのマナーなのだな~、と学びました
このようなマナーを身に付けた、モラルの低い人々へ生活費を与え、
語学を教え込み、一体なんになるのだろう・・・と虚しさと共に
この国の善意の空回り具合に脱力感を感じました
この国のほどんどの人はこんな現場を見る事はないだろうし、まさかこんな
お金がどぶに捨てられているかの様な状況、想像もつかないだろうな、
多額の税金が彼らの為に有効に使われなくて気の毒だな、なんて思っていました。

当時は語学の勉強よりも、普通に生活していたら接しないような
人々を観察するためのフィールドワーク感覚で授業を受けていました。
それは先生の質もやる気も低く、授業内容が薄かったせいだけでなく、
生徒のやる気も低く、まるで大人の幼稚園とでも言いたくなるような場だったからです。
授業中いきなり電話をかけ始めたり、断りなく教室を自由に出入りしたり、
遅刻、早退もしょっちゅうで、宿題やらない、提出物出さない人もゴロゴロいて、カンニングは悪びれず、その仕込み作業は一生懸命やるなど、まともな授業と呼べるものではなかったです。
ストックホルムから引っ越してきた人が、以前通っていた学校と比較して
我が街の学校の崩壊っぷりに驚き呆れていたので、
我が街はそうとう酷いレベルだったのだと思います。
先生の質も酷いけれど、生徒も負けずに酷かったな~
思い出すとぞっとするし、もうあのような先進国の常識がまかり通らない
環境には二度と身を置きたくないわ~
かーなーりー、神経やられるわ???あの尋常ではない環境
まともな人は関わってはいけない異常な世界だと思うわ?
激震!知らざれるアンダーグラウンドな世界に侵入
その驚くべき数々の激ヤバな実態を渾身取材
みたく、やる気に満ちたジャーナリスト精神旺盛な方以外には
オススメしない世界ですっ♪
そうではない普通の方々は立ち入らないのが一番なのですが、
立ち入らねばならない方は、くれぐれも変な空気から変な影響を受けない様
心にしっかりとガスマスクを装着して、お気を付けくださいませ♪

なーんて、もう過去の話だし、あの異常な世界からは遠ざかった今だから
こんな軽い調子で語れるし、振り返られるって感じだわ。
あーーー、関わりが終了して本当せいせいしたっ
あれって体験した人にしかわからない、マジでオカシ過ぎる、
すんごい世界なのよね・・・

スウェーデン語クラスの愉快な面々④

多くの難民・移民の方たちと出会いましたが、彼らが私に言った事の中から
いくつか、心に残る言葉を記してみようと思います

エリトリア人「日本の首相が亡くなったというニュースを以前TVで見たわ。」
私「え???本当???」
エリトリア人「ほら、えっと・・・・・、名前はキム・・・?」
私「それは日本の首相ではなくて、キタチョウセンの、ですよ。」
エリトリア人「うん、でも、日本と同じ国なんでしょ?」

某バルカン系「日本からの難民って珍しいね~!!」

ロシア人「あなたも政治的な理由でスウェーデンに来たの?!」

パレスチナ人「え?なんで日本みたいな素敵な国から、こんなトコに
来ちゃったの?!日本の方がずーっと良い国なのに!!!」

クルド系シリア人「ねぇ、そのサーモスマグ、日本で買った物?」
私「そうよ~。」
クルド系シリア人、マグをしげしげと眺め、
「日本の物ってホント何でも洗練されていて、良い物ばかりよね~!」

クルド系トルコ人「ねえ、あなたってチュウゴク人?それとも日本人?」
私「日本人よ。」
クルド系トルコ人「ふーん・・・・・。日本人ってゴキブリ食べるんでしょ?」
私「え???食べないわよ?」
クルド系トルコ人「でもTV番組でチュウゴク人がゴキブリ食べるのを見たわ。オェーーーッ!!気持ち悪ーーい!!」
私「あら?チュウゴクと日本は別々の国なのよ?知らなかったかしら?」
クルド系トルコ人「でも、チュウゴクと日本は同じ文化なんでしょ?」

<番外編>
エリトリア人がタイ女性に向かって、「あなた、ナイジェリア人???」

タイ女性が名前を知らないクラスメートを呼び止める為に後ろから叫んだ。
「ヘイッ!!ユゥーーッ!!!」

イラン人がタイ人の持っていたしおりを見て。
イラン人「それ、いいね~!」
タイ人「私のサンボ(事実婚の相手)がコリアに行った時に買ってきたお土産なの。」
イラン人「コリアって北?それとも南?」
タイ人「う~ん・・・、どっちなんだろうね??北とか南とかそういうのよくわかんない

以上、我が街の場合はこんな感じです

スウェーデン語クラスの愉快な面々③

とある日の授業は、生徒が一人ずつ皆の前に出て、
5分程度のスピーチをするというものでした
みんなやっぱり、注目を浴びつつ慣れないスウェーデン語での
スピーチをするのは気恥ずかしいらしく、声が小さくなったり、
照れ笑いを浮かべたりと、緊張感をそれぞれに表しつつも、
それでも、なんとかしゃべり終えることが出来ていました

クラスにはとてもシャイで口数が少なめのブルンジ女性がいたの
ですが、彼女の順番もとうとうやって来ました。
彼女は恥ずかしそうに皆の前に出てきて、
先生用のイスに腰掛けました。
そして、照れてもじもじしながらも、つっかえつっかえ一生懸命に
話し始めました。
しかし、途中で言葉につまってしまったその彼女、
次の言葉がなかなか出てきません。
あー、どうするのかしら?と心配に思っていたところ、
その彼女、いきなり人差し指を鼻の穴にスポッと突っ込み、
恥ずかしそうに照れ笑いをしながらほじり始めたのです。
しばらくの間ホジホジした後、どうやら心が落ち着いたのか、
またポツリポツリと話の続きを語り始め、
無事にスピーチは終了しました。

もちろん皆、その光景を、見なかった事にしたのは
言うまでもありませんでした。(・・・・・なハズ)

・・・・・そういう仕草がごく普通のコトとしてまかり通っている社会があるのね?
という、新たな発見が出来、とても勉強になった一日でした感謝

スウェーデン語クラスの愉快な面々②

我が街のスウェーデン語クラスの先生は、一風変わったタイプが多いのだけれど、
中でも印象的だった先生についての、とある日の出来事を書いてみます

授業中に雑談をする事が多い先生だったのですが、
その日は、もしふんだんなお金と時間があったら
自分はどこの国へ旅行しに行きたいか、という事を
先生は大きな世界地図を棒で指しながら語り始めたのです。

「そうねぇ、まずこの国に行って、それからここ、その次はここ・・・・・」といった具合。
イラク人の生徒が、「イラクは~?」と聞くと、
嫌そうな顔をして強い口調で、「イラクには絶対行かないわね!!」と。
生徒が「え~!なんでなんで?イラクは良い所なのに~!!!」などとギャーギャー騒いだところ、
先生はふてくされつつ、「何であんなトコ行かなきゃなんないのよ?」とボソッと捨て台詞。
そして、インドとかベトナムなんかを棒で指しつつ「ここにも行きたいわね~。」などと、話を続けました。
その後、私の顔をじっと見ながら、
「日本は絶対行きたくないわね~。」とキッパリ断言。
私は特に顔色も変えず、コメントもせずにさらっと流してしまいました。
次に、「タイはね~、売春婦がいっぱいいるから行きたくないわ~。」
「行くんだったらマレーシアがいいかしら。イスラムの国だから売春婦が
あまりいなさそうだし。」との事。

その時、教室にいた生徒は、
イラク人、タイ人、日本人のみでした。

どうかしら?この先生の見事なまでのレベルの低さ。
オランダの移民学校の先生に全然負けてないわよ!
オランダ移民学校事情が気になる人は、こちらからどうぞ。
プロフィール

Bra

Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR