分裂した社会

観光客は知らないけれども、ストックホルム郊外には、
海辺の景色のよい、プール付き一軒家が立ち並ぶ、
移民率が大変低い裕福な地域もあれば、
多くの住民が無職の難民や発展途上国移民で、
ゲットーみたいになっている街がいくつもあります。
それはなにもストックホルムに限った話ではなくて、
田舎のわが街もそこまで酷くありませんが似たようなものです。
街にある「○○通り」みたいな道の名前を聞けば、
そこに住む人々の顔ぶれがわかります。
一軒家の立ち並ぶ、のどかで静かな地域か、
安いウサギ小屋の立ち並ぶすさんだ雰囲気の地域か、
すぐわかります。
経済状況、無職率、ムスリム率、発展途上国移民率、
スウェーデン人率、肉体労働系、頭脳系、
といったカテゴリー別に、
きれいに棲み分けがされているのです。
それなのに、それなのに・・・・・
「インテグレーション」
とかしゃあしゃあとおっしゃってしまう所が、
なんていうかもう・・・、本気ですか?
と目が点になってしまうのです。

スウェーデンの11月

今までに何人かのスウェーデン人に
「何月が一番しんどい月?」と聞いたら、
皆口をそろえて11月と(または)1月と答えてくれました。
天気が悪く曇りがちだし、日が短くて暗いし、
憂鬱になるのだとか。
中には顔をしかめて、「ホント嫌だわ~」
と感情込めて話してくれた人も。
12月もさらに暗く寒くなるじゃない?と言うと、
12月はクリスマスがあるし、
アパートのバルコニーを電飾で明るく照らしたり、
星形のランプを窓際に下げたり、
街の雰囲気もいつもと違って明るいし、
楽しげなムードになるからまだ救われるのだそう。
それが終わった1月は、特にイベントも無く、
暗くて地味な日々で憂鬱なのだとか。
生まれた時からそんな気候の中で過ごしてきた
スウェーデン育ちのスウェーデン人ですら
憂鬱になってしまう過酷な時期なのです。
嘆いても何も変わらないし、諦めて慣れるしかない、
と思ってはいても、やっぱり憂鬱な時期だわ。
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Bra

Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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