移民政策について思った事

スウェーデンは毎年多くの難民を受け入れています。
かわいそうな難民を受け入れることは人道的にとても素晴らしいことだと思います。
しかし過度な移民受け入れは、やはり社会を混乱させ、治安などに良くない影響が出ていますし、
外国人とのコミュニケーションの間には壁が出来ており、ぎすぎす感が生じています。
スウェーデンの移民受け入れは、難民を助ける以外に、人口確保、労働力確保(所得税確保)の意味もあります。
しかし「移民受け入れ=労働力の解決」というように単純にはならないことを強く感じています。
たとえ一時的に解決したとしても、長期的にみると社会の崩壊につながっていると思えてしまいます。

国が労働力目的の移民を積極的に行っていないヨーロッパの国々(ポーランド、ハンガリー、スロヴェニアなど)を
旅行して感じたのは、そういった雰囲気が感じられないことです。(私の個人的な印象です)

ポーランドのお隣ドイツは移民が大変多く、移民地域はちょっと荒んだ雰囲気があります。
ただ、スウェーデンと違うのは、大手ホテルの受付やレストランでアフリカ系の人が普通に働いている事です。
スウェーデンではアフリカ系の人はいったい何の仕事をしているの?と首をかしげるくらいに
彼らの働く姿を見かけません。
以前ソマリア人から、タクシーの運転手か老人介護の仕事をする事が多いよと聞いたことがありますが、
ホテルの受付やレストランの仕事などには立ち入り禁止されているのかと思うくらいに見かけません。

日本では、将来の人口不足や労働力不足を予想し、それを補うために移民を大量に受け入れようという
政策が検討されると知り、これは大変!と非常に心配になりました。
ヨーロッパの色々な国が、移民問題で何年もの間ずっと頭を悩まされているというのに!
そんなことよりも、子育てしやすい社会を作るほうがずーっと大事です。
まずは、政府は保育所の増設に力と税金を注いでほしいです。
日本人の出生率が上がれば、労働不足の心配もないし、移民政策もしないで済みます。
それから、子供がいる家庭ばっかり贔屓してずるい!とみんなが羨ましがる程の手厚いサービスを
するくらいでもいいんじゃないかなと思います。
現金支給ではなく、おむつ無料引換券、ベビーベットの無料レンタル、無料のお買いもの代行サービス、
家事のお手伝い、子育て相談員の利用など。そうすれば雇用も生まれますしね。

まずは「年間20万人移民受け入れに断固反対します!」というキャンペーンをしているサイトを
見つけたのでそこにサインしてみましたが、こういったアクションがきっかけとなり、最終的には、
子供は将来を担う大切な存在であり、子育ては素晴らしい仕事であり、社会で手厚くサポートしなければ!と
みんなが思うようになり、日本社会は、うらやましいぐらいに女性が安心して子供を産み、育てられる社会になる、ということが私が一番望んでいることです。

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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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