ヨーロッパのナショナリズム化

先日、某ヨーロッパ国のテレビ局で、ヨーロッパのナショナリズム化についての番組を放送していました。
日本語ではなかったので完璧に理解するという事は出来なかったのですが、
おおよその内容は、フランス、オランダ、ハンガリーなどの国々での、ナショナリスト政党へのインタビューや
ナショナリストグループのデモ活動、インタビューについてでした。
”念のため”に国内在住のユダヤ人のリストを作成しているとか、
イスラムは宗教ではなくてイデオロギーだから、コラーン所持を禁止するべきだとか、
我々の思想や活動はナチズムとは違うものだ、
などと彼らは語っていました。
EUに加入したのに豊かにならず、EUから搾取されてばっかりだと怒っている人もいました。

物事が予想通りにいかなかったのは他人のせいだ、他国のせいだ、外国人のせいだ、
そのせいで自分は損をしている・・・・・
そういう考え方がナショナリズムに発展しているように見えました。

ユダヤ系やイスラム系への嫌悪が特に強いという点がとても印象に残りました。

お互いのバックグラウンドが違いすぎて軋轢が生まれているのか、
特定の文化への差別や嫌悪の問題なのか、
自分と違うものは認めない、という心の狭さのせいなのか、
いろいろと原因はありそうです。

個人的な感想ですが、数々のヨーロッパの国の人と出会ってみて、
自分と違う宗教や、食べ物の趣味や、価値観を持つ人とか、違う国籍、人種の人を
ただ単に違うというだけで嫌悪したり見下す人がけっこう多いと思いました。
「ここはキリスト教の国だから、外国人でもキリスト教の人は来てもあまり問題ないけれど、
そうじゃない人は問題だ。」と偉そうな上から目線口調で、クリスチャンではない私に
面と向かって言った人もいましたね。
その人、自分は人種差別主義者ではない等と朗々と述べておりましたよ。お気は確かかしらね?
それと比べると、日本はイスラム教もキリスト教もヒンズー教も、自分たちと違うという理由で
差別するなんていう事がなくて、なんて平和的なんだろうと思いました。

日本にいる人にも、ヨーロッパ?オシャレだよね~とかではなくて、
こういう面ももっと知ってもらえたらいいなと思います。
日本のTVや雑誌によるヨーロッパ情報は、どうしてもお金が絡んでくるせいか、
編集されすぎて別物になっていたり、おとぎ話的な内容が多すぎですね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Bra

Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR