スウェーデン人か、外国人か

スウェーデンで外国人として生活する私。
人種、国籍は違っても、
やはり同じく外国人として生活する人々の方が、
先祖代々住んでいるヴァイキング系のスウェーデン人よりも話しやすい。
とある場所で立ち話をした中東系の人に、
どこから来たの~?と聞くと、
シリアから来たんだけど、クルド人だよ。との返事。
難民としてきた人なのかと思ってその返事を聞いていたら、
なんでも、何十年も前に親に連れられて、
幼いころにスウェーデンにやって来たのだとか。
人生のほとんどをスウェーデンで過ごしているその人、
国籍はスウェーデンだという事。
つまり書類上はれっきとした「スウェーデン人」な訳。
子供の頃からスウェーデンで教育を受け大人になり、
今後もこの国で生きていく。
なんだけれど、自分の事は「スウェーデン人」ではなく、
「クルド人」と言っているのです。

自分が一体何人なのか?というのは、
育った国や、国籍を持つ国とはあまり関係なく、
その人自身が思う自分の民族的ルーツは何か、
による所が大きいのだと思いました。

またその人があくまでも自分を「クルド人」と呼ぶ理由として、
ヴァイキング系のスウェーデン人からの「よそ者扱い」な態度や、
宗教、伝統、文化、価値観の違いにより、
スウェーデンに共感、親近感を感じていないから、
などの理由もあるのかも?と思いました。
見ず知らずの人にそこまで聞くことはできなかったのですが・・・・・

私もその人の事は、国籍や育ちはどうであれ、
スウェーデン人ではなく「クルド人」として見ようと思いました。
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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