難民施設に反対するスウェーデン人の不安

難民施設が自分の街に出来る事に反対する住民についての
ニュースがありました。
内容はだいたい以下のような感じです。
(訳するのが困難な個所があり、意味不明な所があると思いますが・・・)


ストックホルム、ナッカ市による、モーターバイククラブの入居する建物を買い上げ、そこを保護者無しの青年用難民施設として使用するという案が、地域の住民から猛反対の抗議を受けている。

以下は住民たちが市にあてたメールである。

「私は市に対し、我々が今まで通りの服装をしても(露出度の高い恰好など)、我々が彼ら(ムスリム)の女性たちが強要されているような服装で身体を隠していない、という理由でもってジロジロと見られたり、痴漢行為や最悪の場合レイプなどをされることなく、安心して外出できる環境保持の保証を要求する。」

「私は自分の妻が家の外や庭へ出たり、勤務先から一人で歩いて帰宅する事をさせないようにするだろう。
我々の娘たちを遊びに行かせないだろう。
我々は他の市へ引っ越すことを強要されるているのか?
あなた方は何をしようとしているのかわかっているのか?
我々は安全な生活のためにここナッカ市に住んでいるか?
モーターバイククラブは我々の子供たちを怖がらせたことは
今までに一度だってなかった。」

多くの住民はモーターバイククラブが彼らの良き隣人として
今後も存在する事を望んでいる。

「我々は10年間一度だってモーターバイククラブに対し不快感や不安を抱いた事は無かったし、クラブも我々を怖がらせたり不適切なふるまいをしたことは無かった。
しかし今、18名の青年難民がやってきたならば、我々の子供たちのspontanlek(遊びの一種)やドアを開けたりしていた事は遠い過去の話となるだろう。」

「クラブをどうするかについて人々は軽く考えている。
我々は今まで彼らの存在について何の問題も抱えたことは無かった。
それはむしろ逆となり、悪い奴(?)はこの地域から遠のいてしまった。
クラブは低姿勢で隣人と良い関係を築いていたのに。」

「ご存知のよう、私はクラブがこの地域にあったこの年月、とても安心して暮らしていました。住居侵入、強盗、住居破壊といった問題も無く安全でしたが、もしあなた方(市)があの計画を実施するのなら、時は今までの様な生活が遠い過去の物となった事を将来教えてくれるだろう。」

SVTニュースはこういったメールを送った人々と連絡を取ったが、
誰もインタビューに応じようとはしなかった。
しかし、我々の会った誰しもが市の計画に批判的であり、
彼らの不動産の価値の下落を心配していた。

ナッカ市がこういった問題に直面するのは初めてではない。
以前別の建物を青年難民施設にしようとした所、
住民から激しく抗議を受け計画は取り下げられた。
しかしながらその建物は、「新しくやって来た難民家族向け施設」
として使用される事となった。
モーターバイククラブの建物がどうなるのかはいまだ不明だ。
住民からの抗議にもかかわらず、市は建物購入の入札を引き下げていない。

我々は現在入札引き下げの理由が無い。
我々がこの建物を購入できるかどうかはそのうちわかるだろう。
その後我々はこの建物をどのように使用するかという議題に対し
取り組むつもりだ。
我々はまだはっきりとは決めていないのだ、と市長は言う。



住民たちの不安と悲痛な心の叫びが伝わってきます。
しかしながら市長の態度はそれを無視して
難民施設を作るつもりのように見えます。
市民の安全を犠牲にしてまでそうする必要はあるのか?
市民の反対を押し切ってでも難民施設を作る理由は何なのか?
これでも市民は幸福度が高いと言えるのか?
色々な疑問が湧いてきます。
難民に寛容な国だとか言われているらしいけれども、
そういう表現は全くもって褒め言葉などとは思えず、
市民に残酷な犠牲を強いるという意味の痛々しい表現に見えてしまうのです。
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Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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