スウェーデンの酒屋

スウェーデンには「システムボラーゲット」という名前の
国営の酒販売会社があり、
お酒(低アルコール飲料除く)はこの一社が独占販売しています。
システムは「システム(制度、方式、組織、系統)」、
ボラーゲットは「会社」という意味で、
何だか変わった名前です。
ちょっと共産主義的な香りを勝手に感じてしまいます。(考え過ぎ?)

この会社の店舗以外ではお酒を買う事は出来ず、
スーパーでも売られておらず(低アルコール飲料は有り)、
個人の酒屋もありません。
店舗は街中やショッピングセンターにあり、オンライン店からも購入できます。

営業時間は各店舗によりますが、月曜から土曜まで、
たいてい朝から夕方6時位までで夜間はやっていません。
ここに金曜午後や土曜に行くと、
店内はお酒を爆買いするスウェーデン人で溢れかえっています。
一人でビール10本~段ボールで一箱とか買っている人が多いです。
ビールは一本150~250円程度のものが多く、
種類も豊富で海外のビールも色々とあります。

お酒でパンパンに膨れ上がった買物ビニール袋を両手に下げた
爆買いスウェーデン人が次から次へと店から出てくるのを見るにつけ、
お酒の味よりも、量を多く飲みたいとか早く酔いたい
といった感じなのかな~?と思ってしまいます。

システムボラーゲットのサイトを見てみたら、
あなたの年下兄弟が「お酒買ってきて」と頼んできたら
どうやって断ったらいいか、その方法を知りたいですか?
といった内容のメッセージが画面のトップに出てきました。

そこをクリックすると、
約60%の飲酒をする16歳の子供たちは、
お酒を調達する人がいなければ飲酒を諦めるのです。
以下は、未成年の兄弟に「ノー」と言うための10の方法です。
「ノー」という事は大きな意味がある事なのです。
という文章と共に、10の方法が示されていました。

こういう言づけがあるという事は、未成年の飲酒が多く、
問題となっている現実があるという意味に取れました。
酒販売が国営店に限られているのも、
もっと自由化して気軽にお酒が買えるようになると、
この国ではお酒に溺れる人が非常に多数出る事が
安易に予測されるからだとも思います。
何しろ気候が厳しく、天候にもあまり恵まれず、
人口が少なく、娯楽の少ない国ですから、
飲酒は手っ取り早く気分を紛らわす娯楽として嵌りがちです。
酔っ払いによる事故、犯罪や依存症や肝臓を傷めたりと色々危険だから
こういう環境の地ではやや厳しめの制限が必要なのだと思います。
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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