騙されないための、スウェーデン情報の見分け方

前置きが長いけど・・・
まず、欧州地域情報には間違いが混じったものが
多くあるという事は基本知識です
例え、本を何冊も出版してメディアで名前が知られていたり、
海外の大学を出て、海外で働いた経験があったり、
現地人と国際結婚して欧州国在住の人の情報でも、
人によって、また情報によっては注意する必要があります。
特に海外情報を日本向けに売る事でお金を稼ぐ人の情報は、
美化され過ぎていたり、結論先にありきな内容や、
事実情報の中に一部ウソをこっそり忍び込ませる手法が
透けて見える事が多々あるので注意

欧州地域は日本と比較すると弱肉強食の激しい戦闘地域なので、
非白人系外国人(理系の高い学歴、職歴がある人は除く)は
そんなことでもしないとお金が稼げない事情だとか、
道端にポイ捨てされ踏みつけられボロボロになった
吸い殻のように、見向きもされないような
どうでもいい軽~い存在扱いされてしまう状況もわかるし、
彼らがお金やキャリアのためにそうする事もありえるなと、
想像がつくのですが。
(個人的には、良心的な情報発信者は下品な物言いによる炎上商法を行ったり、やたらと軽いノリで、海外移住はサイコ~です!みたいに言ったり、
日本(人)に対して見下した感じやイヤミ恨み憎しみ的な表現したりという事が無いように思っています。)

スウェーデン情報の見分け方の目安ですが、
以下の表現が出てきたらアウトです

・スウェーデンは医療も教育も全部タダです。
・老後の心配が無く、安心して暮らせます。
・労働時間が少なくても豊かな生活を送っています。
・高税金だけど高福祉なので国民は皆納得して受け入れています。

理由
・全てがタダではない。これはスウェーデン生活者なら誰もが知る事。
・年金や医療や老人介護の制度は流動的であり、年々悪化していると
文句が言われていて新聞記事にもなる事から、人々は自分の老後は
どうなるのかと不安を抱えている事がわかる。
・労働時間が短い分、あらゆる分野において品質が貧しい。
労働は悪、という価値観が蔓延るのは豊かな社会なのかと疑問。
労働者の質が低い。(精度、やる気、責任感が低い)
個人の借金率が高く、経済的に豊かとはいいがたい。
多くの人が公営集合住宅に住んでいる。
俗に「ノー・ゴー・ゾーン」と言われる、貧しい住民の多い危険地帯が
あちこちにある。
気候、食べ物、文化、娯楽等に恵まれず、活気が無い社会で、
日常生活は豊かとはいいがたい。
・タックスヘイヴンを利用する人や会社もあり、雑誌に節税対策記事が
出たりするので、みんなが納得しているという訳ではない。
所得が平均以上の人では納得していない感が強い。(選挙の投票結果から予測できる)
高福祉だから、ではなく法で定められている事には従うしかないので受け入れている、の方が現実的な表現。

そして要注意キーワードなのが「幸せ」という言葉。
「幸せな○○」「幸せです」「幸福度が高い」等、
幸せを強調する情報は、結論先にありきの典型的なタイプ。
「幸せ」って、そう言いきってしまうと他者が否定しづらい、
言ったもん勝ちな魔法の言葉のひとつ。
例として、だめんず好きな女性ならDV男との搾取生活にさえ
幸せと喜びを感じるでしょうし、他者がいくらそれは不幸だと
言った所で、彼女の幸福度の高さは変わらないでしょう。

そんなに強調するほどスウェーデンが豊かで幸せなら、
なぜこんなにしょっちゅう犯罪なんかが起こるのでしょうね?
路上車の炎上、発砲事件、毎週のようにどこかで起こるので、
この程度では全然驚かなくなりました。
(bil brandでぐぐると、ここ一週間で5件以上の路上車炎上事件が上がる)
実際には、無職の人だってたくさんいるし、隠れ売春もあるし、
刑務所にいる人や、精神病院に入院している人だって、
たくさんいるのです。

ここで私からの生情報
我が街では治安悪化に危機感を抱いた街の有志により、
とうとう自警団が結成されました
はぁ、ついにこんなとこまで来ちゃったのね~・・・
彼らは週末の夜に街を歩きまわり防犯活動してくれているそうです
警察は何をやっているんだ、という話ですが、
治安悪化のせいで業務が増え、数が全く足りなく
内部は混乱状態が続いていて大変な状況だとの事。
今じゃ危険な地域として悪名高いスウェーデン南部の街マルメも
最初から危険だった訳ではなく、少しずつ危険になっていったのだろうし、
我が街はああならないようにしっかり対策して欲しいものだけれど
大丈夫なのかしら?と不安です。
本当やれやれですわ~。他にも色々あるので・・・
この手のネタにつきないスウェーデン生活(我が街編)です。
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Re: No title

和泉様
はじめまして♪コメントありがとうございます。
移民地獄っていう言葉、インパクトありますよね。そしてジワジワくる・・・(笑)ら、乱入土人って・・・こちらもジワジワくるわ?バイキング子孫にぜひ頑張って欲しいものです。

こんな状況にこの国の人々が甘んじているのが驚き、との事ですが、私もすごく驚いたし、こっちに来たばかりの日本の人も同様の反応でした。

この国は社会主義思想が強く、理想に酔いしれがちで非現実的過ぎなんですよね。国境を無くし全ての人々が混じりあえば戦争も差別も無くなり平和になるとか、金持ちを減らせばみな平等になって幸せになるとかいう価値観や、世界には自分たちよりずっと貧しくて遅れている憐れむべき人々がたくさんいて、豊かで優秀な我々は哀れな彼らを救うべきだ、といった
価値観が蔓延する環境なのです。学校教育でもって、そういう思想を教え込んでいます。
それに異議を唱える事は反社会的、極悪非道とみなされる環境です。
だから、難民が増えて治安が悪化したとかいう話は怖くて言いづらいのと、この期に及んでもメルケル氏の様な考えを頑なに持っている人がいるのが、地獄化に向かう理由かなと思います。

海外情報は本当に色々なので、気を付けないとですよね!
世界で最も○○な国ランキングとか、一体どんな統計方法取ってるの?って感じで胡散臭さを感じています。

欧州の今後で心配なのは移民地獄もですがEU分断です。この国もフランスもドイツも、難民規制を掲げる党の人気が伸びていて物議を醸しだしています。難民規制については良いのですが、気になるのが彼らが親露で反EUな事です。EUバラバラ→弱体化→露が強気に、という流れはいただけない。保守政党がもっとしっかりしてくれればと思うのですけれどね・・・

No title

Braさん、はじめまして。

最近このブログを知り、興味深く拝見しています。

スウェーデンが穏やかな国から移民地獄(←他の方の表現が愉快なのでパクリ)に变化してしまったことに驚いています。
さらにスウェーデンの人々自体がなぜかそれを甘んじている状態が一番の驚き…なのですが、自警団結成というわけですから、必ずしも移民地獄OKではないわけで。
もしかしたらこれから西部劇みたいな歴史が始まるのかも? 「アメリカ原住民vs西部開拓民」が「バイキング子孫vs乱入土人」みたいな。

海外情報の信頼度見分け方法、笑いました!
幸せアピールする人ほど幸せじゃないんですよね。

こうしてブログで現地の生情報を手に入れることができる時代は本当にありがたい。同時に、おっしゃられるように情報の良し悪しを見分ける能力が必要だと痛感します。

スウェーデンそしてヨーロッパが今後どのような動きを見せるのか、非常に興味があります(夫がフランス生まれなので、義父母がフランスの田舎にいます)。
Braさんのスパイスの効いたリアルな記事をこれからも楽しみにしております。
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Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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