外国人が投票したいのはどの政党?

社会主義度の強い国が多い欧州地域においても、
ココの国は群を抜いてその度合いが強烈で、
共産主義的な面さえチラチラと見え隠れする、
赤の聖地、と呼ぶのがふさわしいと思ってしまうような国です。

そんな国ではもちろん外国人参政権があります。
今のところは地方選のみです。

2014年に選挙がありました。(地方、国政共に)
そのころ学校でも選挙の話題が出たので、
隣の席の若いアフガン男性に、
「どこの党がいいの?私良くわからないのよね~。」
と話しかけると彼は、
「社会民主党(S)だよ、社会民主党はすごく良い党なんだ。」
「みーんな、みーんな、あの党は良いって言っているよ!」
とキッパリ即答。
「そうなの?でも何で社会民主党が良い党なの?」と私が聞くと、
「あの党は外国人に優しい党だからだよ。」
「他は外国人に優しくないからダメだ。」
「スウェーデン民主党(SD)は差別主義だから最悪。」
とのこと。

・・・そ、そういう基準なのね・・・・・
彼は外国人だから投票先を選ぶにあたり「外国人に優しいかどうか」
が最重要項目となるのもわかるけれど・・・
ここはスウェーデンよね?
先祖代々スウェーデン人が守ってきた、スウェーデン人の作り上げた国。
そんな国には「外国人に優しい党が一番良い党だ。」と言う
投票権のある外国人や外国系ルーツの人が増え続けています。
自分の国ではないから私がその件で口を挟もうとは思わないけれど、
ほんとにそれでいいの?
と何だかモヤモヤした気持ちになります。

移民系の住民が9割近いと見られているリンケビーや似たような地域の
投票結果を見ると、9割以上が社会民主党に投票しています。
全国の平均支持率は35%程度なので、移民の多い地区はやはり支持率が
かなり高いことが分かります。
外国背景の投票者が増える=社会民主党への投票率が上がる
となる訳だから、かの党がそこへ目を付けて、支持者確保のために
移民に甘い政策をしたり移民受け入れ促進をするのは当然でしょう。
でもそれが国にとって本当に良い事なのかな~とやはり思ってしまいます。

(※この国で「移民」という言葉が使われる時はたいてい米国人とかドイツ人等の先進国人ではなく、主に難民背景の人、ムスリム、中東・アフリカ系の人の事を暗に指しています。ズバリとその言葉を用いると角が立つため、カモフラージュ用語として「移民」と言う言葉が用いられているのです。ですから「移民」を額面通りの意味として捉えると誤った解釈に繋がります。)
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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