娘の幼稚園に悩む親

ドイツ在住ドイツ人の話です。
1歳にもならない娘がいるのですが、すでに幼稚園の事で
悩んでいるという事でした。
どんな悩みかと言うと、
娘には自分と同様にドイツ的、クリスチャン的な価値観を身に付けて
欲しいのでそういう事が学べる環境の幼稚園に入れたい。
でも公立幼稚園は移民が多くて、ドイツ的でもクリスチャン的でも
ない環境。
私立ならば多文化的ではないので理想的な環境なのだけど、
料金が一月で1000ユーロぐらいするので、それは経済的にキツイ、との事。
もう悩みのレベルが深刻過ぎるわ・・・
日本だとインターナショナルスクールとかが、おしゃれ~な感じで
捉えられていて、わざわざ子供を通わせる親もいるみたいだけれど、
国内の異国教育を、かっこい~国際的~とかって、
まるでおしゃれなファッションみたいに捉えられる日本は
ほんと平和で恵まれていると思うわ。
これは日本では日本文化がまだまだ健在で撲滅の危機にさらされて
いないからこその現象よね。(撲滅を試みる人は多少いるみたいだけど?)
ドイツみたいにドイツらしさがどんどん異国文化に押されて後戻りできず、
破壊されつつある事が明らかになのに傍観するしかない状況になると、
呑気に、カッコいい~、国際的~とか言ってる場合じゃなくなるわけ。

その話を聞いて、え!今からそんな悩み?かわいそう・・・
と思うと同時に、私ドイツ人じゃなくて良かった、なんて心の奥でつい思っちゃったわ・・・
日本の幼稚園で日本人の子供が日本の文化を学べない、
日本的な価値観を身に付けられない、どうしよう~!なんて思う
悪夢のような状況に向かってはいけないわ!とゾッとしつつ思いました。
反面教師、反面教師
ドイツ大先生からは大事な事をしっかりと学び取らないといけないですね。
もちろんスウェーデン大先生からもね。
発砲事件がちょくちょくあるノーゴーゾーンとか勘弁だし
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

名無しの権兵衛様
なんと、この悩みはドイツでは特に珍しくもなく、英国でも同様なのですね!コラムを読みましたがあまりにも崩壊具合が酷くて驚きました。語学力が足りない子が多数の学校なんて、異常状態ですね。
そして日本にもそんな学校が既にあるとは!

移民政策を問題視すると社会的に抹殺される、というのはこの国も同じです。内輪でコソコソ悪口言うのが限度です。
この国は今、国の経済が好調なのは難民大量受け入れと関連性がある、という前向きニュースを流す段階ですが、英国の辿った道を後追いする気がとてもします。

この国でも社会は分断されているという感じはあります。住む地域も職種も交友関係もあまり混じりあっていませんし。
政治家は分断の自覚がないのでしょうし、一般住民だと現状を直視したくない、信じたくない(この国には問題は無いと安心したい)とか、考えるのが面倒だと思う人も多いのかな?という印象です。
移民受け入れ政策は後からジワジワと怖い効果が広がってくるのですね。こういう社会の変化を見ると、移民による経済効果なんかいらない、という気になります。

No title

今回の話を読んで、思い出すのは、次のコラムでした。
移民問題が「タブー」でなくなったわけ
http://www.newsweekjapan.jp/joyce/2014/07/post-81.php

コラムを書いたコリン・ジョイス氏によると、彼の友人は英語のわからない移民の生徒だらけで授業が1,2年つぶれてしまう公立を避け、費用の高い私立に通わせることを考えているとのこと。
最近、イギリスの移民の多い地域を視察した日本の大学教授の紀行文を読みましたが、学校は生徒の6割が英語のわからない移民で、教育現場は崩壊状態だったそうです。
何年か前にドイツ在住経験のある日本女性のブログで知ったことでは、ご指摘の通り、ドイツ人の親達は移民のいない幼稚園や学校を避け、キリスト教系の私立に通わせる親が増えて、どこそこの幼稚園や学校は移民がいないか情報交換が活発だというのですね。
移民の多い公立では、授業が正常の進まず、ドイツ人の子供の落第が増加したり、少数派になったドイツ人の子供達が移民の子供達にいじめられることも問題になっているので、経済力のない家庭でも背に腹は変えられないと、無理をしてでも移民のいない私立に通わせているそうです。
こうしたことは、移民を受けれた国で起きている共通の現象のようです。
実は日本でも外国人児童の多い学校では授業が進まないので親が見限って、子供を転校させたり、別の場所に引っ越したりするといった話が実際にあるのですね。
労働力不足だから移民を入れろ、多文化共生社会だの頭でっかちの理想主義者は、現場の実情を知らずに綺麗ごとや理想論ばかり並べますが(こうした手合いに限って、自分は移民のいない場所に住み、自分の子供は移民の居ない私立に通わせているのです)、自分達の文化や価値観守りたい、自分の子供にそうしたことを身につけさせたいと思っている人達にとって、移民や多文化共生を押し付けられことは迷惑以外何物でもないのですが、そうしたことを口にすれば、差別主義者の烙印を押されるから堪ったものではありません。
イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ現象も、現場知らずの理想主義者と、現実から乖離した理想を押し付けられた結果、重い負担を強いられた人々の対立という側面があったように思われます。
アメリカも欧州も社会が分断されていると思いますが、分断を分断だと政治家が自覚していないことが、問題をより深刻化、複雑化させているのではないでしょうか?
プロフィール

Bra

Author:Bra
スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR