この国ならすると思っていたわ

トルコのエルドアン大統領が欧州内のトルコ移民向けに
選挙キャンペーン集会を数カ国で開催しようとしたけれども
ドイツ、スイス、オーストリア、オランダはそれを反対。
エルドアンはそれらの国々をファシストだのナチスだのと
罵っている。(コチラ

中には不支持な人もいるであろう、独裁者化が進む海外の大統領の
政治的集会など許可するのは危険だと判断し、集会開催反対となるのは
当然の事だと思いました。
(メルケルは反対していませんが、ドイツのザールランド州ではこの度州内での外国人の政治的な活動を禁止する事にしたようです。)
そしてニュースを見ていて、この国だったら集会歓迎したりして?
などと思っていたのですが、エルドアンではないですが同じAKPの
Mehmet Mehdi Ekerがストックホルムにて集会を開いたという
ニュースがあり驚きつつも、やっぱりね~という感想。

この国の環境党の文化・民主大臣であるAlice Bah Kunhke曰く、
彼(Eker)は彼自身の意志でここに来ました。
スウェーデン政府は彼を招待してはいませんし、本国のいかなる政府の者とも会う事はありません。
彼は言論の自由と集会をする権利を行使しているだけなのです。とのこと。
彼のスウェーデン訪問を阻むための議論は出ませんでした。
我々は人々へ旅行禁止の発令はしてません。
それどころか、彼は彼の旅行する権利を行使しています。
しかし我々は彼を招待はしていません。
と彼女は付け加えた。

Ekerはストックホルムの複数個所で集会を行い、ある学校での集会では
約300名の参加者が集った。
会場では警察が大量に配備され、支持者と反対者を分け隔て、
学校講堂から2名の者の警護にあたった。激しい暴力やけが人は
報告されていない。とのこと。(コチラ

この国の環境党は欧州他国の緑の党と同質の党で、
エコとか平等とか原発反対とかゲイの権利などといった共産主義的な
ノリの党です。もちろん難民大大歓迎派です。
以前トルコ背景を持つ環境党の男性が、トルコの過激派ムスリムとの
親しい交際が発覚して問題になっていましたね・・・

我々は彼を招待していません!
彼は言論の自由を行使しているだけなんです!
我々は彼の権利を尊重しているだけなんです!
ということが言いたいのかしら?
なんだか歯切れの悪ーい言い方している・・・と思ったけれども。
実は裏でこっそり「ウチで集会やってもいいよ?」と伝えたんじゃない?
みたいな。
嘘つきに限って、私は正直者です、嘘が嫌いですなどと
誰も聞いていないのにわざわざ強調するような感じと似ているし。
権利を尊重してあげている優しい態度の国アピールに、この件を利用
したいとかなのかしら???
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Re: No title

名無しの権兵衛様
刑務所の話は初耳です。情報ありがとうございます。55か国48言語とは、すごい多文化っぷりに驚きです!!
刑務所職員は頭が痛いでしょうね。囚人の管理はただでさえ大変でしょうにその上に多文化対策までしないといけないなんて。
ああいう場の多文化共生の実情がもっと世間に知られて欲しいものです。どんな様子か気になります。

多文化共生を唱える人は、異なる文化間の軋轢や交流の困難を全く無視しているので非現実的ですよね。混ぜるな危険、の関係があるのですが。
文化や宗教はアイデンティティーでもあるし、人間は感情があるのだから、合わないものはどうやったって合わないし。多文化共生は地球上で既にやっているので、国の中で特に推進する必要は無いのに、と考えてしまいます。多文化共生は共産主義的な考えなので、その方向に推し進めれば進めるほどブレーキをかけるために逆の考えが強まるんですよね。イギリスEU離脱や、欧州の右傾化を見てそんな気がしました。

ご紹介動画見ました。私個人的にはロシアのメディアだと全然関係ない動画が編集されて使われている可能性も否めないと思うので、その辺も考えつつ見てみました。

No title

日本でトルコ人とクルド人の衝突が起きた一か月前に、ドイツでトルコ人とクルド人の衝突が起きていたのですね。
https://www.youtube.com/watch?v=kKxIaPdb9Mc

ドイツがトルコ人労働者を入れたら、多くのクルド人も入り込んできましたが、外国人移民を入れることは、国外に存在していた政治的なイザコザや民族対立、宗教対立を国内に入れること同義なのだと改めて思います。
日本で、そのことを痛感しているのは刑務所ではないでしょうか?府中刑務所の囚人の20%は外国人で、国籍は55、使用言語は48にもなるそうです。当然文化、習慣、宗教は多種多様、価値観や道徳基準も多種多様で、刑務所側は対応に苦労しているのです。
例えば、クリスチャン囚人とムスリム囚人、ムスリム囚人とユダヤ人囚人は分けているそうです。同じ宗教でも宗派が違う者、対立する民族(トルコ人囚人とクルド人囚人の組み合わせは最悪)、敵対する国家の出身者なども一緒にできません。同室にすると、すぐに殴り合いの喧嘩になってしまうからです。
こうした政治、民族、宗教の対立に直面せざるおえない人達と、机上だけの多文化共生など唱えている人達との間に存在する、深い断絶が、イギリスのEU離脱やトランプ支持者の増加などを生み出したのでは?と考えてしまいます。

Re: No title

かんぱち様
そうそう、エルドアンの大統領権限拡大に関する国民投票なので本国の問題なのだけど、欧州在住トルコ人から票を集めるためにドイツとかで集会しようとしたんですよね。
日本在住隣国人が内政干渉してくるのはとんでもない事ですが、日本人が甘すぎたり無関心なのがそういう態度を許してしまったのかと思うので、まずそこを改善して毅然とした姿勢で対応したら良いのかも?欧州在住トルコ人もこっそりエグイ事してますわ・・・

トルコにも色々政党があるのでエルドアンの党であるAKPを皆が皆支持する訳ではないでしょうし、特にクルド系が反対するかと思います。日本でも以前、日本在住トルコ系トルコ人とクルド系トルコ人の暴動がありましたね。彼らは犬猿の仲なので欧州国でAKPの集会をされるとその国在住のトルコ系とクルド系の緊迫感が高まる可能性があり好ましくないと見たのじゃないのかしら??
トルコは非民主的な事を色々してますよね。ただこの件に関しては邪魔というよりも、ウチの国で変な事するな~という感じではないかと思いました。他国の政治を持ち込むなーってハッキリと言っちゃうと角が立ちそうだしね・・・

No title

これ、欧州各国に住むトルコ系住民の権利拡大を求める集会かと思ったら、トルコ本国の政治についての集会なんですね。
日本には、内政に思いっきり干渉してくる隣国の人達がたくさん住んでいるので、それよりはマシかな、などと思ってしまいました。

集会を禁止する理由は「安全上の懸念」だそうですが、トルコ系住民の間でも意見が割れているテーマなんですかね?単に、トルコのやろうとしている事が欧州基準では「非民主的」だから、邪魔しているだけのように見えるんですが。
ハッキリと「他国の政治を持ち込むな」と言えばいいのに、それはできないんでしょうね。自分達がやっている事だから。
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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