お涙ちょうだいで同情を買いたがる移民

今まで善良な移民として合法に暮らしていたのに、ある日急に
滞在条件を満たさないとみなされ、移民局から国外退去を言い渡され、
その地での生活を捨て出て行かざるを得なかった外国人は、今までにも
山のようにいたと思います。

それなのに、その様な話をあえて痛ましい悲劇のストーリーとして
メディアでトップニュースとして取り上げる際の主人公が、
アメリカ人や日本人な事はまずありません。

このニュースも典型的なお涙ちょうだい話なのだけれど、
やっぱり多くの人から同情を買って、例外的に滞在許可を得ようとする
作戦という事なのかしら?

夫婦でこの国の永住権の申請をした所、妻は承認されたけれど
夫は却下され4週間以内の国外退去を言い渡されました。
その結果を受け入れたくなく、なんとしてでもこの国に
夫婦でしがみつこうと、お涙ちょうだい劇を繰り広げる妻。

私たちは妊娠してとても幸せな生活を送っていたのに・・・
移民局が私たちの幸せをぶち壊して愛しあう夫婦を引き裂くの。
もうすぐ待望の赤ちゃんが生まれるのに・・・
ストレスのせいで赤ちゃんが無事に生まれなかったらどうしよう。
私は優秀だけどキャリアを諦めて夫についていく事にします・・・
で、でもやっぱ、スウェーデンに何が何でも住みたいーーーっ!!!
私はスウェーデンを愛していますっ!感謝していますっ!
私のこの気持ちは決して変わりませーーーんっ!!!

・・あぁもう、同情を引いてみたり、褒め殺ししてみたり、必死だわ。
いったん裕福国に滑り込んだら、基本、意地でも離れたくないのが
貧国の人たち。情に訴えてごねまくったら何とかなると思っている様子。
移民局の人も大変そうです。
夫婦仲良くチュニジアに帰国して、赤ちゃんと3人で仲良く、
末永く幸せに暮らせるといいなと思います


ニュースの中身はこんな感じ。いつもの素人的意訳だけどっ
私は妊娠中。なのに夫はスウェーデンから追放されるんです。

この国在住のチュニジア人夫婦の話。
夫は北部ルレオ在住で食品会社に勤務している。
妻は南部ヨーテボリ在住の博士研究員で現在妊娠中である。
妻は3週間ヨーテボリ、1週間ルレオで過ごす生活を送る。
二人は仕事の都合により遠距離別居婚をしている事になる。

夫婦はこの国へ永住権の申請をした。
妻の自身の博士研究に基づいた永住権申請は承認されたが、
彼女の配偶者として申請した夫の申請は、移民局より、
夫婦の生活が同居の基準を満たさないとみなされ却下された。
夫は4週間以内に国外退去するよう伝えられた。

彼らが私を夫から引きはがしたいだなんて
思ってもみなかったわ。私は不安で眠る事が出来ません。
私は一体どうしたらよいのでしょう・・・
誰が私と私の赤ちゃんを守ってくれるのでしょうか?
と妻は語る。

夫の申請却下の結果については移民裁判所で上訴中であり、
結果を待つ間夫はスウェーデンに滞在する事が出来る。

現在妻は1年間の出産休暇を取って、ルレオで夫と暮らす。
休暇後は、妻はヨーテボリへ戻り博士研究員の残りの契約を
終了させて、その後はルレオで夫と暮らす予定との事。
しかし移民局は契約終了後に夫と同居する事を証明できない
と決定した。

この世界のどこかに、私たちが将来一緒に住むつもりな事を
証明するための良いアドバイスやアイデアをくれる人がいたならば、
私は心から感謝します。と妻は語り、そしてこう続けた。

私の妊娠がわかった時、私たちはとても幸せだったんです。
なぜなら過去の経験(未熟児を出産したが死亡)はとても辛い
出来事だったから。
でも、私は今のこの状況によるストレスが、私の妊娠に悪影響を
与えるのではと心配しています。
私は、なぜ彼ら(移民局)が私の家族と人生を破壊しようと
したがるのか、彼らの考えが理解できません。
彼らが私たちにノーを突きつけてきたら、どうしたら良いのか
わかりません。私は大変意欲溢れる人間で、自分のキャリアを
諦めたくありません。しかしもし彼がこの国を去らなければならない
ならば、私も彼の後を追います。
私たちは二つの選択肢があり、その両方が最悪です。
しかし私は選ばなければ。そして、私は夫を選びます。
彼無しで自分のキャリアを続けられないし、もしも私が出世した場合、
その成功の大きな部分は彼からの支援へ対する感謝であるからです。

しかし、夫婦はまだスウェーデンに住みたいのだ。
彼らの生活を築いたこの地に。

私たちはこの国を愛しています。たとえ外国人でも同化していて
スウェーデン人の友人もたくさんいます。と妻は言う。

今の状況は私のスウェーデンへ対する見方を変える事はないでしょう。
私は、私の研究中や社会生活の中で知識と経験を与えてくれた
スウェーデンに非常に感謝しています。
私の知る全てのスウェーデン人は移民局の決定に驚いています。
それは文化に由来した事ではなくて、杓子定規的な法の適用であると。
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Re: いずこも同じ

和泉様
アメリカのヒスパニックもお涙ちょうだいで粘りそう~。
貧国って法律が機能していなくて、情に訴えたり、しつこく粘ったり、お金渡したり、良い条件差し出したりの取引で、自分の思い通りに事を進める事が可能になっちゃう世界だから、先進国でもその手を使うのかな~?とか思ってしまうわ。

移民局はまともな判断してるし。うん、よかったー♪内部の人の中には、密入国あっせんする人もたまにいるみたいだけど。
この過去記事で書いたんだけど、自分の翻訳があまりにも酷すぎてアセったわ(笑)http://harekumoriyuki.blog.fc2.com/blog-entry-224.html
あと移民裁判所が変な判決出さなきゃいいんだけどね。じゃないと、我も我もと他の人々もお涙ちょうだい作戦で居座ろうと騒ぎ出す確率1000%だわっっ。
この国の政府の赤具合はなんかもう・・尋常じゃないのよ~。ゴリゴリ~っの筋金入りよっ!ぎゃーー!

いずこも同じ

あああぁ、こういうお涙頂戴って、どこでも同じなんですね。
なんかこう、胸の奥がかゆくてたまらなくなります。

LAではヒスパニックが、日本ではフィリピン人が。

・家族と離れたくない←じゃあみんなで祖国へGo!
・勉強を続けたい←留学ビザで来なさい
・生活を築いてきた←移民ビザ取得した?

スウェーデンの移民局、まともな判断を示してますよね。
彼らはきっちり仕事をしてるみたいなので、政府だけが脳内真っ赤になってるのかしら?
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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