スウェーデン人と外国人の間の壁

実は、スウェーデン人は外国人フレンドリーな人々ではありません

ただ、政府が、移民の受け入れを歓迎する、みたいな形をとっているので
もしかしたら、スウェーデン人は外国人フレンドリーなんだね!と
誤解されているかもしれませんが・・・・・

そしてそういう態度を外国人差別とか人種差別と呼ぶ人も中にはいるかもしれません。
私はこれを「壁」と呼びますが、基本スウェーデン人は外国人に対して
皆とても分厚い壁を築いています。
しかし、世間体や自分のイメージ悪化を気にして、こういう感情はひたすら隠し通しています。
人前では、相手に失礼に当たらない程度の態度を取っています。
なので、外国人が表立って暴力や酷い嫌がらせを受けることはほぼ無いと思います。
彼らはそういう積極的な外国人拒否の仕方はせずに、消極的な方法を取るのです。
交流を避ける、存在を無視する、などの方法ですね。
会社の人事が、送られてきたCV(履歴書)に書かれた外国人風の名前を見て、
もうそれだけで不採用決定、というのはスウェーデンでは非常に有名な話です

スウェーデンには中東・アフリカ系の外国人が非常に多く住んでいるのですが、
彼らの職種は極端に偏っています。
男性はタクシー運転手や、彼らのお国料理店や食材店、キオスクの店員、
女性は清掃人、老人介助、というのが彼らのお決まりの仕事です。
まるで、「外国人というのは、私たちの国で下働きをする階層の人たち」というように
扱っているように見えて、奇妙さを感じます。
ヨーロッパ諸国では、割と人種の違う外国人も、ショッピングセンターや、
(お国料理以外の)一般的なレストランや、大手ホテルのフロント係などで、
現地ヨーロッパ人と一緒に肩を並べて働いているのを見かけますが
スウェーデンではほぼ無いですね・・・・・
こういった事からも、スウェーデン人の築く壁がものすごく分厚い事がよくわかります。
とある北欧地域の一国から仕事でスウェーデンへ引っ越してきた人も、「数年間住んでいたけれど
スウェーデン人の友人は一人も居なかった。」と言っていました。

まぁ、ヨーロッパ諸国の方が外国人嫌いな人はその感情を積極的な方法で表現する人は多く見えるし、
あと、一緒に肩を並べて働いてはいても、心の中では分厚い壁を築いている
という可能性も無きにしも非ずですが、まだ一緒に働く環境があるだけでも
壁が薄いと思います。
スウェーデン人はそれさえも出来るだけ避けようとしますからね・・・・・
スウェーデンは外国人は多いけれど、国際化社会は成り立っていません

以上、こちらで知り合った数十人の外国人との会話から得た情報と、
私が客観的にスウェーデンの日常風景を見て感じた事でした
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スウェーデン在住のBraです。海外在住ブロガーやフリーライター、その他メディアがあえて伝えない、書きたがらないスウェーデンの一面を主に取り上げています。

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